「骨と歯の違い」

「骨と歯の違い」

私たち人間の骨は、骨折すると修復され、再生します。

しかし、歯はどうして欠けたり抜けたりしても、
再生しないのでしょうか?

骨は、古いカルシウムを溶かして壊す「破骨細胞」と、
新しいカルシウムを作り、骨をくっつける「骨芽細胞」が働いて、
日々新しい骨に作り変えられています。

しかし、人間の歯は「二生歯」と呼ばれ、
乳歯から永久歯に生え替わると、
その後、歯が生え替わることはありません。

そして欠けたりしても元に戻ることはありません。

逆に魚の歯は、「多生歯」と呼ばれ、
一生のうちに何度も生え替わります。

人間の場合は、歯を作っている組織が、
一度歯を作ると無くなってしまうのです。

そのため、骨のように身体が自然に自己修復して治る
ということはありません。

治療するときには、人工的な歯科材料を使った治療が必要になるのです。

インプラントや入れ歯、義歯、など治療方法には様々ありますが、
現在の技術では天然の歯と同じように歯を作ることはできません。

歯を失って後悔しないためにも、日頃のメンテナンスはとても重要です。

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